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歯並びが悪くなる原因 舌や姿勢・身体の使い方と生活習慣の改善について歯並びが悪くなる原因 舌や姿勢・身体の使い方と生活習慣の改善について


歯並びが悪くなる原因はなんでしょう?
歯並びが悪くなる原因はなんでしょう?

うちの子は特に病気もしないし活発に運動もできているから大丈夫!と
思われるかもしれませんが下のような様子はありませんか?

歯並びが悪くなる原因6項目
歯並びが悪くなる原因6項目
これらが歯並びが悪くなる直接的な原因であり、これが原因で健康的な成長を阻害されている可能性があります
これらが歯並びが悪くなる直接的な原因であり、これが原因で健康的な成長を阻害されている可能性があります

一見、歯並びと関係がないことのように思われますが、これらは全て連動しています。
悪い歯並びとは、これらが下の2つを引き起こした結果を言います。

  • 歯が生えている骨格(アゴの骨)の成長不全
  • 上下のアゴの位置のズレ

歯並びが悪いと何がいけないの?

しっかりと噛むことができないことが1番の問題です。
審美的な見た目ももちろん大切ですが、お子さんの歯並びに何を求めるのか?それは間違いなくしっかりと噛むことができる歯並びです。噛むという機能は実は顔や体の筋肉や頭脳の発達に大きな影響を及ぼします。


歯並びの問題が起きてしまう原因について詳しくお伝えします
歯並びの問題が起きてしまう原因について詳しくお伝えします

歯並びは遺伝と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。
人の骨格は筋肉の動きによって形作られます。つまり、歯並びが悪くなってしまう根本である骨格の成長不全は
お子さんが育つ環境によって引き起こしてしまっています。

環境とは
環境とは
便利な椅子
便利な椅子
誤った道具の使い方
誤った道具の使い方
乳幼児期からのブルーライト
乳幼児期からのブルーライト
育児雑誌
育児雑誌
体を動かさずに長時間誤った姿勢
体を動かさずに
長時間誤った姿勢
便利な食具と誤った食事
便利な食具と誤った食事
便利な食事
便利な食事
遊具のない公園
遊具のない公園
早くに歩かせてしまう間違った認識
早くに歩かせてしまう
間違った認識
間違った食事
間違った食事

これ以外にも沢山ありますが、大きく分けると

歯並びの原因が起きてしまう原因
歯並びの原因が起きてしまう原因

しかし、今までに得ることができなかった正しい機能は成長期であればこれから取り組むことでまだまだ獲得することができます。
お子さまの未来への健やかな成長のためにご家族で取り組んでみませんか?
人生100年時代、これからの80年90年の生活は成長期に機能をどこまで達成したかにより健康への大きな違いが生まれます。

歯並びとの影響について

❶ 舌が正しく動かない

舌は正しい姿勢から正しい位置や機能をもてるようにできています。
舌は本来、上あごにペタッと位置することで筋力や機能を維持しています。

  • 口からバイ菌が入らないようにのどをふさぎ鼻から呼吸するよう促してくれる
  • 成長の段階では上あごに舌があることであごが狭くならないように保持してくれる
  • 上あごが正しい方向に成長するよう案内をしてくれる
  • 食べ物を噛みやすいようにごはんを左右の歯の上に移動させてくれる
  • 会話(発音)が正しくできるように機能を維持している

よって舌はきれいな歯並びを生み出すための主役であり、また呼吸、食事、話すにとっても最も重要な部分です。その舌が悪い姿勢や癖のせいで、筋力を持てないでいると、風邪をひきやすかったり、歯並びが悪かったり、顔が長くなったり、笑うと歯肉が見えたり、ごはんの時間が短かったり長かったり、上手に話せなかったりしてしまいます。舌に筋力がなく口呼吸であることが睡眠時無呼吸の原因とも言われ現在、お子さんたちにも増えてきています。


❷ 間違った飲み込み方をしている


逆嚥下とは?

本来お口の中の食べ物は舌だけでのどに送り込まれます。
しかし、舌にこの筋力や機能がないと代わりに、頬や唇を吸うことで飲み込むクセがつきます。また、舌は食べ物や飲み物を上あごに押し付けることでのどに送りますが舌を前に突き出すことでお口の中を陰圧にして飲み込むいわゆる乳児嚥下と呼ばれる、赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲む飲み方から成長できていないお子さんもいらっしゃいます。
この間違った飲み方は歯並びの外側にある頬や唇と内側にある舌の筋力のバランスを崩してしまうために、筋肉が強く押し込んだ方向にあごが狭くなり、歯が傾いてしまうのです。この癖は姿勢の悪さや噛むことをあまりせずに成長してしまった場合に起こりやすくなります。


❸ 口で呼吸をしている

鼻で呼吸をすることで、鼻の空洞(鼻腔、副鼻腔)に空気抵抗と圧力がかかり、鼻の周りや頬の骨が前へと成長していきます。
緑色で示した骨には上の歯が生えており、鼻呼吸をすることで前へ成長します。
ところがずっと口呼吸をしていると、重力により骨が前ではなく下方向に成長してしまいます。
顎が狭くなり歯が生える場所が足りなくなってしまい、結果歯並びが悪くなってしまうのです。
笑った時に歯ぐきがたくさん見えてしまうお子さんは、かなり上あごが下へ成長してしまっているので、早期に改善するのがベストです。
成長してしまった骨は元にはもどらないので、少しでも早く下への成長を止めてあげないといけません。

人は本来鼻で呼吸をしなければいけません。これには様々な理由があります。

鼻の中には外気の汚れを取り除くフィルターがついてます。細菌やウィルス埃を体の中に取り込まないためにも鼻呼吸をしましょう。

体(肺)の中に酸素を取り込むためには最適な気温と気圧が必要です。鼻はこれを最適に調整してくれる形や機能になっています。

人間は体を正常に動かすために必要な二酸化炭素を、肺に酸素を入れることで作り出しています。そのためには適切に鼻から呼吸をする必要があります。

実は体の機能を正しく動かすのに重要なのは二酸化炭素で、これを作るために酸素が必要です。二酸化炭素は血圧やホルモンや血液のphを調整します。

交感神経、副交感神経のバランスを整えます。

呼吸はこんなに体にとって重要な動作ですが、正しくできていない方が多くいらっしゃいます。
その結果体調不良や自律神経の問題や成長の問題を引き起こしてしまいます。

❹ 口が開いている

口が開いていると様々な病気になりやすくなります。

噛むことの大切さ

歯並びがきれいであることはゴールではありません

正しく噛む・咀嚼し飲み込むための道具を手に入れたに過ぎません。
生涯、健康で過ごしたいと思うものの、人は残念ながら成長のピークを終え成人期に入るとあらゆる筋力は少なからず衰えていきます。これは呼吸や食べたり飲んだりも同じです。そして、人生を終えるとき病気で終えるわけではありません。呼吸ができず食べたり飲んだりできずに最後を迎えます。最後まで元気に美味しく食事を楽しむにはこの成長期に機能をどこまで正しく成長させられるかにかかっていると言っても過言ではありません。
また、お口や体の正しい機能は脳の発達や運動能力の発達にも大きく関わりがあります。未来あるお子さんの無限の可能性を将来導き出すために、子どものうちにできることがあります。
お子さんの成長は早く、お父さんお母さんがお子さんと一緒に取り組める期間は人生100年のうちグラフの中の黄色の期間、たったこれだけの時間しかありません。

お口の機能と年齢

舌

舌の筋力や機能は最も重要です。

呼 吸

呼吸は鼻で自然に行うものです。つまり意識的に鼻で呼吸するものではなく自然にしているのです。どうして自然にできるか?それは舌が上あごの正しい位置にあると、人間は鼻でしか呼吸できない構造になっています。つまり、鼻呼吸は舌が正しい機能を持っていることが大前提となり意識して行うものではないのです。
呼吸は舌だけではなく咽頭筋や、横隔膜筋、骨盤底筋など全身が関与しています。
正しい呼吸ができる体作りも大切です。

飲み込み

飲み込みは本来、舌の上に乗った食べ物や水を舌全体が上アゴに押し付けることで喉に流していきます。
つまり、舌だけが動き飲み込みを行います。この時の力が上アゴを刺激し成長も促していきます。しかし、舌が筋力がなかったり、上あごが狭く舌全体が上あごにつかない状態だと代償的に口唇や頬、または全身の筋肉を使い飲み込みを行なってしまいます。
飲み込み時の舌が正しく機能するかはこれも全身、特に足が床にしっかりと着き踏ん張れているかが重要です。

睡 眠

睡眠は脳への正しい酸素供給があって初めて体や脳を休めまた成長や体を機能させるホルモンが分泌されます。舌が正しく機能しないと睡眠時に舌が喉に落ち込み空気の通り道である気道を塞いでしまいます。
まずは睡眠時間9〜10時間を取れる環境作りが大切です。この状態では正しい睡眠が取れないため成長ホルモンや抗利尿ホルモンの分泌が弱くなり、成長障害や夜尿症をひき起こすばかりか体や脳が休まらないために日中眠くなったり、落ち着きがなかったり、いらいらしてしまったり、また、学力の低下や肥満にもつながります。
また、良質な睡眠がとれていないことでADHDと誤った診断を受けることも多くなってきています。

姿勢・身体の使い方

正しい姿勢や体幹を持たないことで上下のアゴの位置がズレてしまいます正しい姿勢や体幹を持たないことで上下のアゴの位置がズレてしまいます

靴

靴は履いた状態で多くの時間を過ごすため、上履きを含め選び方がとても大切です。
逆立ちをするときに手は大きく広げて行うかと思います。
これは足も同じで、足の指をまっすぐに広げて立つことで体のバランスを取っています。
つまり、足が広がらない細い靴や密着しない靴は、体のバランスを崩してしまうために代償として猫背や反り腰など、姿勢が悪くなってしまいます。

ゲームや携帯

最近は環境が原因にもなっていますが、外で遊ばずに家の中でゲームやスマホ、タブレットを見ているお子さんが増えてきました。この時の姿勢はどのようでしょうか?
寝っころがったり、ずっと下を向いたりしていませんか?
多くの時間不自然な姿勢を取り続けると、それが癖になり、その姿勢が当たり前になってしまいます。

運 動

これも地域を取り巻く環境の問題がありますが、どんどん便利になる世の中で運動量は減少傾向にあります。必ずしもスポーツをしなければいけないわけではなく、生活活動量を増やすことが大切です。階段を使うことや、家の掃除(特に雑巾がけ)や洗濯物を取り込んだりなどのお手伝いなど、体を動かす時間を増やすだけでも違ってきます。
できるだけ動く時間をとってあげましょう。これは良質な睡眠にもつながります。

先天的な問題もあります

舌小帯・上唇小帯短縮症

舌の奥が見た目上先天的に短い場合もあれば、見た目でははっきりしないけれど後天的に短い場合があります。
ここが短いと本来あるべき正しい機能が制限されてしまい、結果として先ほどお伝えした呼吸や飲み込みといった機能が正しく行えない場合があります。それに伴い骨格の成長も抑制されていまうことがあるため、トレーニングで改善できない場合には、切除が必要な場合もあります。

※必ず実施しなければいけないわけではありません。必要な場合はメリットやリスクをお伝えし検討していただけます。

生活習慣の改善が必要です生活習慣の改善が必要です

ブルー内の症状はすべて口呼吸がもとで起きてしまいます。
口呼吸が源にあるため、口呼吸を治さない限りどんなに薬を飲んでも手術をしても治ることはありません。対処療法にすぎないのです。
ピンク色の部分を改善することが色々な症状を改善させる近道であり、覚えなければならない体の正しい使い方です。
一度起きてしまった病気や症状は、ピンク部分の改善だけで完治するものではありませんが、
原因が改善されなければ、症状が悪化する可能性や繰り返し症状がおきる可能性はなくなりません。

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