アメリカでは、人生で平均2.8回の矯正治療を行うといわれています。矯正装置を使って歯並びをきれいに並べても、装置を外すと元の位置に戻そうと、お口が歯を動かしてしまうからです。
そのため矯正治療後は保定装置（リテイナー）を使用し、きれいになった歯並びを維持していく必要があります。
保定装置は最低でも2、3年使用（就寝時）することが望ましいといわれていますが、残念ながら矯正後に何らかの理由で保定装置（リテイナー）を使用できていない方が少なくありません。
この場合新たに矯正治療費を一から支払って再治療する選択肢しかなく、当院でも2回目、3回目の矯正治療をはじめる方が多くいらっしゃいます。
当院は「当院で矯正治療された方の歯並びを生涯お守りしたい」と考えており、そのために必要な「歯並びサポート」を行なっております。
もし、保定装置を何らかの理由で使えず、再度歯並びが悪くなってしまった場合も継続治療として当院で矯正治療を行い、歯並びを治すことが可能です。

「歯並びサポート」が適用されるのは、歯列矯正終了後も当院で歯のクリーニングを兼ねた「定期管理」に通院し、虫歯・歯周病予防を行いながら歯並びが悪くならないか継続的に確認させていただいた場合です。
歯並びは、虫歯や歯周病が大敵です。
歯並びがきれいになっても、歯を失ってしまっては元も子もありません。大切な歯、そしてきれいになった歯並びを維持するためにも、この機会に定期的なクリーニングをはじめてみませんか？
定期チェック（クリーニング）の間隔に定めはございません。最小限の材料で歯並びを治すためにも、最長でも6ヶ月に1度の定期チェックをおすすめいたします。
治療終了後に歯並びが崩れてしまったら、当院で必要な材料をご購入いただくだけで再治療を行えますが、歯並びが大きく崩れる前に治すことができれば、再治療の費用も抑えられます。

＊再治療を開始した場合、来院時に調整料（5,500円）がかかります。　＊数年単位で通院がない場合も、定期チェックでのご来院があれば歯並びサポートは適応となりますが、歯並びの崩れが大きいと再治療が難しくなるケースもございますのでご注意ください。　＊定期チェックがなく、虫歯や歯周病の治療で歯の形が変わったり、歯が抜けてしまったりした場合には、サポート適応外となる場合がございます。　＊事故や手術、予測不可能な成長を含め、骨格的な変化がある場合には適応外となります。　＊再治療後の保定装置（リテイナー）は、別途装置ごとの費用がかかります。